TERA LIFE
なにが君のしあわせ、なにをしてよろこぶ
わからないままおわる、そんなのはいやだ!
『生死への問い』から仏法は始まり、法を聴く中で、『いのちからの願い』を聞き知らされてゆくところに浄土真宗の救いがあるのだと頂いております。
生死の問いは、大人・子どもという年齢や、男女の区別もなく、すべてにあてはまる苦悩であり、「なぜ、生きるのか・なぜ死を迎えるのか」と問うていくなかで、願いと出遇わせていただく。そしてすでに『大いなる願いに抱かれた私であった。』とただ頷かされる時、ここに大きなよろこび・救いがあるのでしょう。では、その願いとは何か?そこを聞かせていただく場所が浄土真宗のお寺です。
お寺は、お葬式をするだけの場所ではありません。『なにが君のしあわせ?何をしてよろこぶ?』年齢を問わず人が抱える苦悩を見つめ、ともに生かされる喜びを分かち合い、生き抜く力をいただく場所です。願いをお聞かせいただき歩むお寺。ここでは、清心寺での活動をご紹介させて頂きます。ご興味ございましたら、お問い合わせください。
キッズ☆サンガ
清心寺では毎年夏に姉妹寺「正安寺」と合同で子ども会活動をしております。
仏さまのお話を聞いたり・ゲーム大会・流しそうめん・クラフトなど60人ほどの子どもたちと過ごす夏の一大イベントです。その他にも北関東のお寺さんのグループで、2泊3日の子ども会などもございます。ご興味ございましたら、お寺までお問い合わせください。
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恩おくり
恩を返すのではなく少しでもつないでゆく。広げてゆく…。
3.11東日本大震災を経験した際、ボランティアに来てくださった先輩にお礼を言うと、返された言葉が「この恩は返さずおくってくれ」というものでした。現在、熊本地震・胆振東部地震・豪雨災害など天災が多発しておりますが、ひとつのオモイが末広がりつながれていくことを願いつつ微力ながら「恩おくり」の活動をさせて頂いております。
写真は愛知の画家・小林憲明さんが東日本大震災で被災された親子を描き続けている作品をお寺にて展示させて頂きました。お盆の時期であったため、お参りに来てくださった方々も、亡き方との思い出を親子の絵を通して味わっておられました。
もう1枚の写真は、2019年、年末の豪雨被害を受けた長野市のお寺さんにひたちなか特産のサツマイモをお届けし、焼き芋パーティーをして下さった時のものです。
ともにあゆむ
様々な人の抱える悩みとともにありたいと思います。
「自立」という言葉を辞書で引くと〝他への従属から離れて独り立ちすること〟とありました。しかし、以前北欧では「自立」という言葉は〝人に頼むことの出来る力〟と言う意味で使われている。とお聞かせいただいたことがございます。思えば現代は人に迷惑をかけるな。自分の力で歩んで行け。という教育が当たり前となり、失敗すれば自己責任とレッテルを貼られてしまうのではないでしょうか。そして、その陰で悲しみ辛さを押し殺しジッとしている方が多いように思います。
清心寺では、同じ浄土真宗の青年僧侶の方々と共に学習会を開き、様々なジャンルのご講師をお招きし学びを深めております。時代の変化のスピードが加速する中で、多様化する人の苦悩とともにありたいと思います。
年間行事
仏法を聞かせていただく場として、またそのよろこびを分かち合える場としてありたいと思います。
3月 春のお彼岸
5月 清心寺・正安寺ゴルフ交流会
6月 永代経法要
7月 北関東子ども会参加
東京地区のお盆参り
8月 お盆・サマースクール
灯篭流し(ひたちなか仏教会主催)
9月 秋のお彼岸
10月 清心寺ゴルフ交流会
11月 報恩講法要
※ 他にも、茨城東組(浄土真宗茨城東地区)の連続研修会や若手の会主催の研修会などに参加しております。